【お悩み相談】足がパンパンで辛いんだけど…
こんにちは。理学療法士の千葉しずゑです。昨今の健康ブーム・筋トレブームはすごいですね。まわりを見ると気がついたら新しくスポーツジムできていたり、「筋トレが趣味です」という方や「健康のためにウォーキング・ランニングをしています」という方も多くなりました。健康に対する意識が高まっているのはとてもいいことだと思います。ちなみにわたしはというと、いざ運動をし始めても三日坊主で終わる勢です。運動を習慣にして続けている方を心の底から尊敬します。
さてそんな中、わたしのお友達Hさんからこんなご相談を受けました。
「歩くと足がパンパンで辛いし痛いんだけど、どうしたらいい?」
【お悩み】
Hさんは30代の女性営業職のお友達。毎日外回りで結構な距離を歩きます。
●ヒール履きで足が窮屈
●歩くとすぐ足がパンパンになって疲れる
●足の裏や足指にタコができやすい
Hさんに限らず、このようなお悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか?特に女性はヒールを履いて長く歩く辛さはよくお分かりいただけると思います。
【提案】
今回は施術をするわけではなかったので、歩きやすい靴を履きましょう!と提案させてもらいました。ここでちょっと疑問が出てくると思います。
「歩きやすい靴ってどんなもの?どうやって選ぶの?」
【歩きやすい靴の選び方】
よく耳にするものといえば
1,フィット感
2,クッション性
3,軽量性
4,通気性
5,グリップ力
だいたいこの辺りが一般的かなと思いますが、歩行に対する機能性としては別の選び方があります。
●踵の部分が硬い
●つま先から推して先のほうだけ曲がる
●ねじりづらい
です。これだけでも格段に歩きやすさが変わります。そもそも靴の「歩きやすさ」と「履き心地のよさ」は全く違うものですが、よく混同されていたりします。
「歩く」ことを考えるなら
●踵が硬い
●つま先だけ曲がる
●ねじりづらい
この3つのポイントだけでも押さえて靴を選んでみるといいかもしれません。履き心地のいい靴は必ずしも「機能性の良い靴」ではないということをぜひこの機会に覚えておいてください。
【まとめ】
いかがでしたでしょうか。今回は靴の選び方をお伝えしましたが、普段なんとなく選びがちな靴も選び方ひとつで快適さが大きく変わります。特に足の痛みでお悩みの方は、履く靴ひとつで痛みが大きく変わったりすることも珍しくありません。ぜひお試しください!
足のサイズのお話や正しい靴の履き方などもそのうちブログでお伝えしたいと思います。
※この記事は、9年目の理学療法士が現場でみた症例やエピソードからのリアルな情報です。